今日、私たちの社会は、少子高齢化、国際化といった、いくつもの大きな構造変動の波に直面し、それに対する対応に迫られています。そして、そうした変動と相まって、我々の生活に何よりも大きな変化をもたらしているのが情報技術の進展です。高度情報技術の開発・実生活への導入は、少し昔から振り返ってきても信じられない程、便利で、快適な生活を私たちが送ることを可能にしてきました。
また、こうした急激な社会変化を促したものとして、2019年末に端を発するコロナ禍の影響があります。移動が制約され、在宅勤務化が進む中で、「巣ごもり需要」が増大、その需要に応えるための宅配・デリバリー・サービスも高度化、多様化しています。こうした新たなビジネスの誕生を可能としているのが、AIを基盤とする高度な情報技術です。
そこで私たちは、こうした技術革新の中でも、特に私たちの実生活において重要度が高く、かつ今後の変化の可能性が高いと考えられる物流に焦点を当て、それに関わる広域的・学際的な学会を設立し、研究を進めていくことといたしました。